鑑真〈東渡〉
上の書は中国の著名な漫才の演者で、中国曲芸家協会(曲芸とは語り物芸のこと)主席などを務めた姜昆氏の揮毫
鑑真和上の苦難の渡日の物語を日中の芸能が協同で舞台化するプロジェクトが2024年に実施され、交流を続けてきたご縁で私と息子も参加しました。
日本側は狂言と浪曲の玉川奈々福さん、広沢美舟さんが参加、中国側は蘇州評弾、河陽山歌、河陽宝巻、揚州清曲など鑑真和上ゆかりの地の多様な語り物芸によって物語が紡がれました。
2024年年9月には中国張家港、揚州、上海公演、11月には東京と大阪で公演が行われ、いずれも大きな反響を得ました。
以下にこれまでの活動を時系列に掲載しています。今後も日中共同の舞台は続いていきます。芸能による国際交流にご期待ください!
【 -2024長江文化節参加- 日中共同制作〈東渡〉プロジェクト】
鑑真和上の苦難の渡日とその後の物語を日中の伝統芸能で描く
中国公演
2024年9月16日(月)、19日(木) 中国江蘇省張家港市および北京市で試演
9月22日(日) 張家港市 正式初演
9月24日(火) 揚州市 巡演
9月26日(木) 上海市 巡演
日本公演
2024年11月26日(火) 東京・銀座 観世能楽堂
11月29日(金) 大阪 大阪文化館・天保山
序〈送別〉 鑑真:祁曄 李肇燊(琵琶伴奏) 陳美東 康康 呉玉君 奥津健一郎🟢
第1部〈母子〉 鑑真:高博文 鑑真の母:季静娟
第2部〈渡海〉 鑑真:祁曄 李肇燊(琵琶伴奏) 海亀:奥津健太郎🟢 小魚:奥津健一郎🟢
第3部〈弘法〉 玉川奈々福(浪曲師) 広沢美舟(曲師)
エピローグ
以下の写真は中国公演より
2024.9.2
日本側の主催者・一般財団法人日中文化交流協会の9月号の会報『日中文化交流』に、9月正式初演についての記事が掲載されました。
2024.7.4
日本側の主催者・一般財団法人日中文化交流協会の7月号の会報『日中文化交流』に、5月の上海での稽古の様子が掲載されました。