2021鑑真和上足跡訪学(3/27 京博 豊国神社 方広寺)

日中芸能交流で、奈良時代に渡日した唐僧・鑑真和上を取り上げたいということで、3月末に鑑真和上の足跡を訪ねることにしました。

数日の短い期間ですが、記録を残していこうと思います。

早朝出発。京都国立博物館で開催される「特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ」初日、唐招提寺の西山明彦長老が開幕記念講演をなさるので、整理券が配布される9時半目指して博物館に向かいます。

京都国立博物館到着。開館15分前でもう60人くらい並んでいる!早く来て良かった!

今回の展覧会の会場、平成知新館。ニューヨーク近代美術館新館、東京国立博物館の法隆寺宝物館、豊田市美術館などを手がけた建築家、谷口吉生氏の作品。
そして、明治古都館(旧帝国京都博物館本館)

展示室内は撮影できないので入り口だけ!

3時間半かけてじっくり展示を拝見。昼食の間もなく13時から唐招提寺の西山明彦長老の講演を拝聴。戒律とは何か、数多く展示されていた梵網経の重要性など、親しみやすい中にも「そうだったのか!」というお話多し!

中庭で少し休憩☕️

館を出たらすでに夕方になっていましたが、移動までに少し時間があったので、博物館の隣の豊国神社へ。

慶長9年(1604)、豊臣秀吉七回忌にあたり同神社で行われた祭礼では能四座立合の「翁」があり、各座から4人ずつ出た小鼓方が総勢16人居並ぶ(!)という、今の常識では考えられない派手な演出で行われました。下のリンクからご覧いただけます!

そして、豊臣家の滅亡を招くきっかけとなったという方広寺の「国家安康」「君臣豊楽」の鐘もすぐ隣に。

今日は展覧会だけになりましたが、明日は奈良市内の鑑真の足跡を巡ります。雨だそうですが☂


2日目の旅はこちら

奥津健太郎・健一郎

能楽和泉流狂言方の奥津健太郎と奥津健一郎の活動をご紹介する公式サイト

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