2021鑑真和上足跡訪学(3/30 井口教授 東寺 足袋店)
訪学の旅を終え、奈良から京都に移動し、中国の曲芸(語り物芸)を研究なさっている大阪音楽大学の井口淳子教授にお会いして、様々なご教示をいただきました。
2021鑑真和上足跡訪学
— 奥津健太郎 (@okutsukentaro) March 30, 2021
和上の足跡を巡る旅の最後は、大阪音楽大学の井口淳子教授@jingkouchunziにお目にかかる。先生は日本では数少ない中国語り物芸能の研究者。中国芸能の好みや特徴、台本構成など様々お教え頂きました!既に読んでいたご著書の中国語訳本など、新たな宿題も頂戴して無事帰京😊🚄 pic.twitter.com/003loivnAz
京都国立博物館の特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」でも取り上げられていた空海が、密教の根本道場とした東寺に立ち寄り、また、10年以上お世話になっている足袋屋さんにも伺いました。
10年以上お世話になっている京都の足袋屋さんを2年ぶりに訪問。御主人は御歳83になられ、色々思うに任せないことも出てきたという。足裏の形を紙に写すことなく、採寸とそれを元にした計算のみで型を仕立てる技術は無形の文化財だが、誰にも継承されていない。選定保存技術にあたると思うのだけれど。 https://t.co/GgLtigGLvs
— 奥津健太郎 (@okutsukentaro) March 30, 2021
京都 東寺
駆け足ではありましたが、鑑真和上の足跡を巡り、大きな収穫を得ることができました。和上来日当時からある、奈良の寺院の写真をご覧になった中国の方から詩をいただき、国を越えた交流にも繋がりました。この詩を最後にご紹介します。
看健太郎照有感,口赋一首
淡淡青山隐薜萝,
处处扶桑觅唐风。
寻得此处烟霞外,
不求浮尘富贵多。
拙いですが訳してみました。
奥津健太郎の写真をみて一首の詩を作る
明るい樹木が和上の廟を隠し
日本の至るところに唐風を探す
俗世の外にこの所を見つけ
浮世に多くの富を求めない
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