🆕GWに狂言と茶の湯を楽しむ会を開催しました(5月5日、6日)

ゴールデンウイークの5月5日と6日、狂言と茶の湯をお楽しみいただく会を肥後古流の江上大輔氏と開催しました。肥後古流は千利休の茶の湯を色濃く伝えるという流儀です。

狂言と茶の湯は、室町時代~桃山時代の共通する時代感覚を持っています。今でこそ能楽堂やホールなど大きな会場で演じられる狂言ですが、武家の式楽であった江戸時代やそれ以前には一人のために演じる舞台というものも多くありました。能舞台だけではなく、座敷で演じる機会もしばしばであったようです。


また、茶の湯はひとりのための究極のおもてなし。贅沢な時間をお過ごしいただけたと思います。

お客様の年代も幅広く、お話も弾んで、私たちもとても良い時間を過ごすことができました。

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〔江上大輔氏ご案内文〕

5月の催しとしまして、狂言方の奥津健太郎師と共に一会企画いたします。

狂言や茶席といった伝統文化のジャンルは、知識や作法が求められることがあり、気軽に足を運ぶことが難しい一面がございます。そのため、昨今では演者や亭主(主催者)が、お客様へ丁寧なレクチャーをつけることが多く見られます。

もちろん有用なことですが、今回はそのようなレクチャーなどは極力避け、狂言や茶席の空間をご自身の感性のみで楽しんでいただく会でございます。

主催者は最低限のお話のみ。お客様でそれぞれ楽しんでいただける会をご用意いたします。狂言、茶席を楽しまれた後は、おしのぎと一献をお出し致しますので、お客様同士で親しくお話いただく席をご用意しております。

みなさまのご参加、こころよりお待ちしております。

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開催記録

と き 2024年5月5日(日) 13:00‐ / 5月6日(祝) 11:00‐

ところ 東京府中・龍生軒(府中駅より徒歩1分)

内 容 奥津健太郎・健一郎の袴狂言とお話、濃茶(菓子付)、薄茶(菓子付)、おしのぎ・一献


大変好評でしたので、また機会を得て開催したいと思っております。今後のご案内も差し上げます。ぜひお気軽にお問い合わせください。


ご参考 以下「茶の湯と狂言」のリンクから、2年前に開催した折の写真もご覧いただけます

奥津健太郎・健一郎

能楽和泉流狂言方の奥津健太郎と奥津健一郎の活動をご紹介する公式サイト

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